昨日、いつもお世話になっている上牧町の居宅支援事業所『かごめ』さんからお誘いいただき、利用者さまご夫婦と認知症カフェ「ハナミズキ」に参加してきました!
普段は外出の機会が少ない利用者さまですが、このイベントについてお声かけすると、始めは気が進まない様子でしたが「看護師さんが一緒に来てくれるなら」とイベント会場に来てくださいました。
グループに分かれてフリートークの際は、ほかの参加者さんの困りごとを聞いたり、ご自身のことをお話しされる様子も見られました。
おやつに、栗どら焼きが準備され、そのどら焼きをご主人と分けて召し上がられている姿が印象的でした。
奈良市から認知症対応型通所介護『kumiki2nd』の管理者の方が来られており、興味深いお話をしてくださいました。認知症の方が、役割を持つことで「存在価値の実感」「自分はまだ人の役に立てる」「必要とされている」という感覚が生まれる。役割を果たすことで「できる自分」を確認できる。毎日の小さな役割が、日課や生活習慣を整える助けになる。周囲との関りを持つきっかけになることを学びました。
この学びを、日々の看護にしっかり活かしていきたいと思います!